漸く、お互いに慣れてきた。 [しーちゃん]
しーちゃんが、あまり懐かない。
当然といえば当然だが、
まだ私のことを、認識していないようだ。
私が誰なのか・・・。
全然わかっていない様子だ。
でも、
いつも、「自分の事を見てくれている」人がいる
ことは、何となく、わかっている様子。
当然といえば当然だが、
まだ私のことを、認識していないようだ。
私が誰なのか・・・。
全然わかっていない様子だ。
でも、
いつも、「自分の事を見てくれている」人がいる
ことは、何となく、わかっている様子。
信じられない出来事の後始末 [しーちゃん]
しーちゃんが、知らないオバサンに
連れて行かれてからというもの、保育園に対しての
不信感が募る毎日だ。
謝罪の仕方も、形式的で、
なぜそうなったのか?、誰の責任なのか?
それが明確でない。
こちらから言っても良いものなのか?。
この先、変ないじめにあったらどうしようと思ってしまう、。
連れて行かれてからというもの、保育園に対しての
不信感が募る毎日だ。
謝罪の仕方も、形式的で、
なぜそうなったのか?、誰の責任なのか?
それが明確でない。
こちらから言っても良いものなのか?。
この先、変ないじめにあったらどうしようと思ってしまう、。
旅行の下見 [しーちゃん]
信じられない出来事 [しーちゃん]
母親が血相欠いて家に帰ってきた。
保育園にしーちゃんを迎えに行ったにも拘らず、
一人で帰ってきた。
そうかと思うと、私に、一緒に保育園へ
行くように迫った。
一体どうしたのか?
・・・、・・・、・・、
しーちゃんがいなくなったのだ。
正確に言うと、新米の保育園の職員が、
しーちゃんを、垢の他人に、
引き渡したのだ。
その新米の職員は、母に、・・・、
しーちゃんとは似ても似つかない、
赤ん坊を「はい、しーちゃんですよ。」といって、
受け渡したのです。
保育園の園長が、慌てふためいて、
方々に電話を入れて、
無事に、しーちゃんが帰ってきたものの・・・。
いい加減にしてもらいたいです。
みなさん、保育園・保育所は信用できません。
自分の子供は、自分で育てましょうね!。
保育園にしーちゃんを迎えに行ったにも拘らず、
一人で帰ってきた。
そうかと思うと、私に、一緒に保育園へ
行くように迫った。
一体どうしたのか?
・・・、・・・、・・、
しーちゃんがいなくなったのだ。
正確に言うと、新米の保育園の職員が、
しーちゃんを、垢の他人に、
引き渡したのだ。
その新米の職員は、母に、・・・、
しーちゃんとは似ても似つかない、
赤ん坊を「はい、しーちゃんですよ。」といって、
受け渡したのです。
保育園の園長が、慌てふためいて、
方々に電話を入れて、
無事に、しーちゃんが帰ってきたものの・・・。
いい加減にしてもらいたいです。
みなさん、保育園・保育所は信用できません。
自分の子供は、自分で育てましょうね!。
泣かないしーちゃん [しーちゃん]
しーちゃんが家に来るようになって
数週間がたった。
思ったほど、手がかからなかった。
“泣かないし、クズらない。”
「これなら、仕事と両立できそうだ。」
それが、感想だった。
保育園から帰って来たら、
いつも寝ている。
寝顔は確かに、愛らしかった。
数週間がたった。
思ったほど、手がかからなかった。
“泣かないし、クズらない。”
「これなら、仕事と両立できそうだ。」
それが、感想だった。
保育園から帰って来たら、
いつも寝ている。
寝顔は確かに、愛らしかった。
園長先生への挨拶 [しーちゃん]
形式的なものだったが、
園長先生への挨拶を行った。
園長先生は大喜びだった。
理由は不明。
問題は、しーちゃん。
嫌そうな顔をしていた。
赤ちゃんにも好き好きがあるようだ。
どうも私に懐こうとしない。
当然と言えば当然だが、・・・。
結局、しーちゃんの迎えは、母が行くことになった。
園長先生への挨拶を行った。
園長先生は大喜びだった。
理由は不明。
問題は、しーちゃん。
嫌そうな顔をしていた。
赤ちゃんにも好き好きがあるようだ。
どうも私に懐こうとしない。
当然と言えば当然だが、・・・。
結局、しーちゃんの迎えは、母が行くことになった。
部屋の模様替え [しーちゃん]
しーちゃんの面倒を看ることになり、
自宅の部屋を事務所化することになった。
もちろん、しーちゃんのため。!
「保育園通い」とは言え、
夕方は、こちらの自宅で面倒ことになり、
仕事をほったらかしというわけには
いかなかった。
「仕事をしながら、しーちゃんの面倒を看る」
これが一番現実的だった。
デスクとパソコンデスク、
パソコン2台
プリンター・・・
電話・・・。
折角の、、、、
癒しのアジアンテイスト部屋が
雑多なオフィスに変わってしまった。
自宅の部屋を事務所化することになった。
もちろん、しーちゃんのため。!
「保育園通い」とは言え、
夕方は、こちらの自宅で面倒ことになり、
仕事をほったらかしというわけには
いかなかった。
「仕事をしながら、しーちゃんの面倒を看る」
これが一番現実的だった。
デスクとパソコンデスク、
パソコン2台
プリンター・・・
電話・・・。
折角の、、、、
癒しのアジアンテイスト部屋が
雑多なオフィスに変わってしまった。
母のメモ書き [しーちゃん]
次の日。
久々の我が家で、ゆっくり休むことができた私だが、
昨日の母の一言は、頭から離れなかった。
私は、遅い朝食を食事を摂るため、
ダイニングに下りた。
テーブルの上には、母のメモ書きがあった。
その内容は、私が、
しーちゃんの面倒を看ることを、
前提にしたスケジュール表だった・・・。
「昨日、言ったように、しーちゃんの面倒よろしく。
保育園は来月から始まります。」
15:00 保育園終了。
15:30 この時刻までに保育園に、しーちゃんを迎えに行く。
帰宅後 そのまま寝かせる。
ミルクは保育園から帰る前に、園で飲んで帰るのでいらない。
・・・、
などなど。
生後一ヶ月そこそこの赤ん坊でも、
保育園に行けるのか?
私には、驚きだった。
個人的な意見だが・・・、
母親と触れ合う時間を取らないといけない、
一番の大切な時期ではないか?
・・・古いのかな?。
後で聞いた話では、
しーちゃんの上の二人は、同じように保育園通いだったらしい。
久々の我が家で、ゆっくり休むことができた私だが、
昨日の母の一言は、頭から離れなかった。
私は、遅い朝食を食事を摂るため、
ダイニングに下りた。
テーブルの上には、母のメモ書きがあった。
その内容は、私が、
しーちゃんの面倒を看ることを、
前提にしたスケジュール表だった・・・。
「昨日、言ったように、しーちゃんの面倒よろしく。
保育園は来月から始まります。」
15:00 保育園終了。
15:30 この時刻までに保育園に、しーちゃんを迎えに行く。
帰宅後 そのまま寝かせる。
ミルクは保育園から帰る前に、園で飲んで帰るのでいらない。
・・・、
などなど。
生後一ヶ月そこそこの赤ん坊でも、
保育園に行けるのか?
私には、驚きだった。
個人的な意見だが・・・、
母親と触れ合う時間を取らないといけない、
一番の大切な時期ではないか?
・・・古いのかな?。
後で聞いた話では、
しーちゃんの上の二人は、同じように保育園通いだったらしい。
初めての出会いは車の中 [しーちゃん]
その日、生まれて一ヶ月の赤ん坊と出会った。
それは、車の中だった。
悲劇の五週間前、
私は交通事故に、巻き込まれた。
助け出された私は、救急車で病院に運ばれた。
命に別状はなかった。
しかし、病院での入院生活を余儀なくされた。
怪我の痛みは、激しかった。
それを除けば、穏やかな入院生活だった。
怪我が癒え、漸く退院できることになった私は、
姉の車で自宅に帰る途中だった。
その子供は、スヤスヤと私の腕の中で寝ていた。
“しーちゃん”。
それが、この子の呼び名だった。
この子は、姉夫婦の三人目の子供。
姉夫婦は共働きだった。
何時も、その皺寄せは、
私の母親(以下、母)にきていた。
それまでに、二人の孫(姉の子供)の世話をしていた、
母の我慢も限界だったようだ。
家に帰宅した私は、
自分の部屋に戻った。
ソファでゆっくりと、
寛ぐつもりだったが、甘かった。
母が直ぐさま、私の部屋に入ってきた。
「話がある。」
何か、それも、
言いたくて言いたくて、
仕方がないことだと判った。
「しーちゃんの面倒を、あなたが看て。」と、
母は言い放った。
私は、「うんぅぅ?」と肯いた。
「じゃよろしくね。」
断るつもりだったが、話はそこで終わった。
私は、断る理由を、考え始めた。
それは、車の中だった。
悲劇の五週間前、
私は交通事故に、巻き込まれた。
助け出された私は、救急車で病院に運ばれた。
命に別状はなかった。
しかし、病院での入院生活を余儀なくされた。
怪我の痛みは、激しかった。
それを除けば、穏やかな入院生活だった。
怪我が癒え、漸く退院できることになった私は、
姉の車で自宅に帰る途中だった。
その子供は、スヤスヤと私の腕の中で寝ていた。
“しーちゃん”。
それが、この子の呼び名だった。
この子は、姉夫婦の三人目の子供。
姉夫婦は共働きだった。
何時も、その皺寄せは、
私の母親(以下、母)にきていた。
それまでに、二人の孫(姉の子供)の世話をしていた、
母の我慢も限界だったようだ。
家に帰宅した私は、
自分の部屋に戻った。
ソファでゆっくりと、
寛ぐつもりだったが、甘かった。
母が直ぐさま、私の部屋に入ってきた。
「話がある。」
何か、それも、
言いたくて言いたくて、
仕方がないことだと判った。
「しーちゃんの面倒を、あなたが看て。」と、
母は言い放った。
私は、「うんぅぅ?」と肯いた。
「じゃよろしくね。」
断るつもりだったが、話はそこで終わった。
私は、断る理由を、考え始めた。